データ容量とは!?GBギガバイト-スマホの契約プラン-

データ容量とは!?

 データ容量とは、私たちが日々スマホを使うことで消費するパケット通信量上限ことです。

Webサイト閲覧、SNS、メール、動画鑑賞、音楽鑑賞、アプリ、ゲームなど、モバイルデータ通信経由にてデータをダウンロードする際に消費しています。

100MB・1GB・3GB・5GB・7GBといったようにスマホの契約プランが並んでいますが、これはデータ容量の大きさを表しています。

MBはメガバイト、GBはギガバイトといい、データ容量の単位です。5GBを契約されている方は、毎月使えるデータ容量が5GBまでということになります。

Wi-Fi経由にてデータをダウンロードする場合はデータ容量を消費しない

 いつでもどこでもインターネットへの接続を可能とするモバイルデータ通信。

一方、自宅やカフェ、ホテルなど、一部のエリアでだけインターネット接続を可能とするWi-Fi。

モバイルデータ通信という名の線路を使ってデータをダウンロードするのか、Wi-Fiという名の線路を使ってデータをダウンロードするのかの違い。

モバイルデータ通信もWi-Fiもインターネット接続するために使いますので、どちらの線路を使ってもWebサイト閲覧、SNS、メール、動画鑑賞、音楽鑑賞、アプリ、ゲームなどを可能とします。

ただし、Wi-Fiが使い放題なのに対して、モバイルデータ通信には毎月の上限があります。

Wi-Fiの場合、有料と無料がありますが、有料の場合であっても月額固定料金です。何度インターネットに接続&データ容量を消費しても価格は変わりません。

一方モバイルデータ通信には、契約プランによっては毎月上限が決まっており、その範囲内でしか利用できません。

モバイルデータ通信は、使えば使うほど、契約したデータ通信量を消費するのです。

Wi-Fiの場合そもそも使う線路が異なりますので、スマホのデータ通信量は消費しません。

スマホのストレージに保存されたデータの閲覧もデータ容量を消費しない

 スマホの契約プランであるデータ容量は、毎月のパケット通信量上限のことであることがわかりました。

モバイルデータ通信という名の線路を通して、何らかのデータをスマホに届けてもらうことでデータ容量が消費されることもわかりました。

そのため、Wi-Fiという別の線路を通して、何らかのデータをスマホに届けてもらうのであれば、データ通信量は消費されないわけです。

ということは、スマホ本体に保存されているデータを使う場合にもデータ通信量は消費されないということになります。

例えば画像の閲覧、動画・音楽鑑賞などは、最初ダウンロードするときにだけデータ通信量を消費しますが、一度スマホに保存しておけば、そのあと何度見てもデータ通信量を消費しません。

最初のダウンロードの際にも、Wi-Fi経由でダウンロードしてしまえば、最初のダウンロードの際にもデータ容量を消費しません。

そのため、スマホのストレージ & microSDカードのデータ容量の単位は、スマホの契約プランと同じ単位が使われています。

スマホの契約プランは毎月のデータ通信量(パケット通信量)上限を、スマホのストレージ & microSDカードは保存できるデータ量上限を表しています。

月々のデータ通信量が上限に達すると通信速度制限を受ける

 NTTドコモ・au・ソフトバンクご利用の方は毎月の契約プランは5GBが多いでしょうか。格安SIMご利用の方は3GBが多いのでしょうか。

契約プランは、毎月のデータ通信量上限を表していますので、これを越えてしまわないようにインターネットする必要があります。

とはいえ毎月のデータ容量上限を超えたとしても実は、インターネットに接続可能です。

ただし、通信速度制限を受けてしまうので、メールくらいしかできません。音声通話(LINEなどのIP電話は別)はデータ通信量とは関係ないので使えます。

データチャージ(データ容量の追加)で通信速度制限を解除できる

 たまたまその月に関してのみ、契約プランである5GBを超えるインターネットをしてしまい、通信速度制限を受けたとしても、次の月まで不便を我慢する必要はありません。

NTTドコモ・au・ソフトバンクはもちろん、格安SIMであっても、データチャージ(データ容量の追加)できるからです。

例えば残り10日間あるのでしたら、1GBだけデータ容量を追加すれば、次の月まで快適な高速通信でインターネットできます。

メールだけで我慢する必要はないのです。来月になればまた5GBのデータ通信量が追加されます。

ただし、当然ではありますがデータチャージ(データ容量の追加)はタダではありません。追加料金が発生します。

1GBでできること目安

ニュースサイトの閲覧
約400KB
約2500回閲覧
高画質画像付きメール
約10MB
約100回
地図アプリ
約300KB
約3300回閲覧
LINE通話
1分約400KB
約40時間
YouTube 720p(高画質)
1分約15MB
約67分
音楽配信
1曲約5MB
200曲(約1000分)

 1GBでできる目安をまとめました。契約プランが3GBならこの3倍、5GBなら5倍してください。

データ容量プランは月額ですから、3GBご契約お方は毎月上の表の3倍利用でき、5GBなら5倍利用できることになります。

KB(キロバイト)? MB(メガバイト)? GB(ギガバイト)?

 上の表・1GBでできること目安に、似ていて非なる新たな単位、KBとMBが登場しました。

それぞれキロバイトとメガバイトといいます。ギガバイトとバイトの部分が同じですので、同じ仲間で有ることがわかります。

1B(バイト)
1KB(キロバイト)1B × 1024
1MB(メガバイト)1KB × 1024
1GB(ギガバイト)1MB × 1024

上の表を見て分かる通り1キロバイトは、1バイトに1,024を掛け合わせたものです。

さらに1,024をかけると1メガバイトに。もうさらに1,024をかけると1ギガバイトです。

1mと1kmに似ていますでしょうか。1kmは1000mですから、1m×1000が1km。データ容量の単位も似たような感じです。

KB・MB・GBの単位の違いを理解した上で、再度1GBでできること目安を眺めてみると、データ容量の小さいものと大きいものの違いが大まかにわかります。

きめ細やかな写真はもちろん、写真がたくさんパラパラ漫画のように集まってできている動画。

そして音声の集合体である音楽などは、単位がMBなので比較的大きなデータ容量になります。

一方テキスト主体のニュースサイト、音質が重要視されないIP電話、デフォルメされた絵でできたマップなんかは単位がKBなので、比較的小さなデータ容量です。

このように、写真や動画といったデータ容量の大きいものにだけ注意をはらうことで、データ通信容量を消費しない工夫が可能となります。

具体的には、画像や動画、音楽だけは、Wi-Fi環境時にあらかじめダウンロードしておくなりすると、データ通信量を上手に節約できます。

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