5Gとは!?
第5世代移動通信システム・5G。特徴は、「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」になります。
5Gで実現する魔法のような世界
「超高速化」4Kや8Kの動画配信も見られる
4G | 5G | |
通信速度 | 最大1Gbps | 最大20Gbps |
4Gから5Gに変わる事で、4Kや8Kなどのきめ細やかな動画を楽しむことができるようになります。
通信速度が、最大1Gbpsから最大20Gbps・約20倍もの高速通信が可能となるからです。
1秒間に送信できるデータ量が単純に20倍になりますので、空間そのものに、360°の映像データを映し出すことも可能になるでしょう。
リアルな世界と、映画やアニメなどの世界を融合できるようになるのです。魔法が飛び交う賑やかな街なんかも登場するかもしれません。
「超多数同時接続」先読みして自動で家具・家電が働く
4G | 5G | |
同時接続数 | 10万台/平方km | 100万台/平方km |
4Gから5Gに変わる事で、例えば家中の家具・家電がネットワークにつながります。
同時接続数が、10万台/平方kmから100万台/平方km・約10倍の数に同時接続できるようになるからです。
モノのインターネット化IoT(Internet of Things)。朝起きると同時にシャッターとカーテンが自動で開きます。
移動すれば自動で電気がつき、リビングに行けばすでにコーヒーが注がれています。空調は常に快適な温度と湿度で保たれて快適。近未来の映画のような環境が構築されます。
「超低遅延」事故抑制・安心楽々 医療・ゲーム快適
4G | 5G | |
遅延速度 | 10ms(0.01秒) | 1ms(0.001秒) |
4Gから5Gに変わる事で、自動運転車の遠隔ブレーキ、遠隔医療が可能となり、ゲームはどこでもタイムラグなく世界中の人々とプレイできるようになります。
遅延速度が、10ms(0.01秒)から1ms(0.001秒)・約10分の1の遅延で遠隔操作できるようになるからです。
例えば自動運転車の場合、もしもに備えて管制室のオペレーターが遠隔操作することで危険を回避します。ブレーキなどの操作です。
遅延10ms(0.01秒)と1ms(0.001秒)、2つの環境下であるとしたら、どちらの方が安心できるでしょうか。ブレーキを踏んでくれた操作が即座に反応してくれるので、危険を回避できる可能性が高まります。
これはゲームの世界でも同じ。遅延が大きいとタイムラグのせいでゲームを楽しむことができませんが、5Gであればいつでもどこでも、快適に世界中の人々とゲームを楽しめます。
「超高速化」「超低遅延」安心楽々 医療
「超高速化」と「超低遅延」により医療も発展します。医者が遠くに居ても、きめ細やかなリアルな映像をタイムリーにチェックできるようになるからです。
自宅、もしくは近くの総合病院にいながら、遠くの専門医の診察が受けられるのです。
4K・8Kのきめ細やかな映像だから診察できるのであり、遅延がほとんどないからこそ実用化できます。
ロボットの技術が発展すれば、遠隔操作でロボットを動かし、治療するなんてことも可能になるかもしれません。
大きな病気の場合には複数の専門医からの治療を受けることもありますが、自宅にいながらそれぞれの専門病院との話し合いが可能になるかもしれません。