2021年2月13日に発売したシャープのAQUOS、DEラインをご紹介します。
特徴
- サイズは4種、19~32型までとコンパクト
- 32、24、19型はハイビジョンテレビ
- 22型はフルハイビジョンだからPC用のモニターにも最適
- 人の声を聞きやすくする「くっきり」ボタンつき
- テレビを視聴しながら裏番組録画可能
- USBメモリを使えばフォトスタンドとしても使える
- 急な来客中でもテレビを一時停止できる
AQUOS DEラインはサイズは4つ用意されておりほとんど機能は同じですが、まったく同じというわけではありません。
バックライト方式が32型だけ直下型
32型は画面の光らせ方に直下型LEDバックライトという方法を取っています。この方法のメリットは画面全体を均一に明るくでき、さらにくっきりとした映像になるということ。
その他のサイズはどのようにして画面を光らせているかは明記されていないですが、直下型LEDバックライトでないとするとエッジ型バックライトである可能性が高いです。
エッジ型は安価で薄型にしやすいですが、画面中央がやや暗くなったり黒色のシーンでも白みがかってしまうなどのデメリットがあります。
22型だけフルハイビジョン
22型は唯一フルハイビジョン(画素数が1920×1080/フルHD)で、それ以外は画素数1,388×768とやや低めの画素数になります。
ハイビジョンやフルハイビジョンとは画像の細かさを示す言葉。近くで見る場合に画像が粗いテレビ(解像度が低い)だと画質が低く感じてしまいます。
PC操作の場合は得てして画面の近くで作業をすると思いますので、PC向けのモニターは近年ほとんどがフルハイビジョン以上。PC自体もフルハイビジョン以上のものが多いので、フルハイビジョンより低いものを接続すると画面がボヤけてしまいます。
つまりPCにも接続したい場合には22型のようなフルハイビジョンのものがよいのです。
また、PCに使用しない場合であっても、テレビのサイズが大きいほど解像度が高くないと近くで見たときに画質が低く見えてしまいます。
DEラインの各サイズで最適な視聴距離の目安を以下の表に示しましたので、ご参考までに。
以下よりも近くに寄れば寄るほど画質が粗く感じてしまいます。実際にテレビと自分の距離はどれくらいかを測定してから購入すると安心です。
大きさ | 最適視聴距離(目安) |
---|---|
32型 | 約167cm |
24型 | 約125cm |
22型(フルハイビジョン) | 約82cm |
19型 | 約100cm |
仕様
全サイズ共通
チューナー | 地上デジタル(CATVパススルー対応):2 BS/110度CSデジタル:2 |
音声 | アンプ:デジタルアンプ スピーカー:フルレンジ×2 |
USB外付けハードディスク | 対応 |
省エネ・節電機能 | 明るさセンサー おはよう・おやすみタイマー |
接続端子 | HDMI×2 AV入力×1 ヘッドホン端子×1 USB(録画/写真両対応)×1 USB(写真用)×1 LAN(10BASE-T/100BASE-TX)×1 |
付属品 | mini B-CASカード テーブルスタンド(組立式) リモコン 単4形乾電池(2個) 取扱説明書 保証書 |
その他
製品名 | 2T-C32DE | 2T-C24DE | 2T-C22DE | 2T-C19DE |
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画面サイズ | 32型 | 24型 | 22型 | 19型 |
画素数 | 1,366×768 | 1,366×768 | 1,920×1,080 | 1,366×768 |
外形寸法 (幅×奥行×高さcm) (スタンドあり) | 73.0×12.9×45.7 | 55.8×10.6×36.0 | 50.8×10.6×33.2 | 44.3×10.6×29.4 |
音声実用最大出力 | 10W(5W+5W) | 6W(3W+3W) | 6W(3W+3W) | 6W(3W+3W) |
質量kg (スタンドあり) | 5.4 | 4.5 | 4.0 | 3.1 |
消費電力/待機時 (W) | 65 / 0.25 | 42 / 0.25 | 43 / 0.25 | 35 / 0.25 |
年間消費電力 (kWh/年) | 39 | 32 | 37 | 27 |