AVOD(広告型動画配信)
広告を出す企業からの収入で運営している動画配信サービスです。そのため視聴者は無料で動画を視聴できます。
ちょうど地上デジタルテレビ放送と同じサービス形態。動画鑑賞は無料ですが、広告が入るところが欠点。
Advertising Video On Demand(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)」の略。YouTubeやニコニコ動画、GYAO!などのがこのサービス形態。
SVOD(定額動画配信)
最も人気の高い動画配信サービス/VODです。月額定額料金をお支払いしていれば、見放題の映像コンテンツを何作品でも何度でも視聴できます。
月額料金はとても良心的なので、月に5本くらい映画鑑賞される方であればほぼ元を取ることが可能です。ただし新作はほとんど観る事ができません。
Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)」の略。Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、dTV、U-NEXTなどがこのサービス形態。
PPV(都度課金)
映像コンテンツのタイトルごと、もしくは、1話づつ都度課金するシステムです。
Pay Per View(ペイ・パー・ビュー)の略。以下のように、ESTとTVOD、2つのサービス形態に分類されます。
EST(買い切り型動画配信)
映像コンテンツを購入するサービス形態です。DVDやBlu-ray Discを購入するのと同じ感覚ですが、お店に購入しに行ったり、通販で商品が届くのを待たなくてもすぐに観る事が可能です。
価格はとても高いですが、視聴期限がないのでいつまでもいつでも買った映像を視聴できます。保存して自分のものにできるタイプと、購入したサービス上で無期限視聴できるタイプがあります。
Electric Sell-Through(エレクトリック・セル・スルー)の略。Amazon Prime Video、Google Play、Apple TV アプリケーションなどがこのサービス形態。
TVOD(レンタル型動画配信)
映像コンテンツをレンタルするサービス形態です。DVDやBlu-ray Discをレンタルするのと同じ感覚ですが、お店にレンタルしに行ったり返しに行tたりする必要がなく、すぐに観る事が可能です。
買い切り型動画配信と違って安価ですが、2日や1週間などの視聴期間が決められています。
Transactional Video On Demand(トランザクショナル・ビデオ・オン・デマンド)の略。Amazon Prime Video、Google Play、Apple TV アプリケーション、dTV、U-NEXTなどがこのサービス形態。
複合型サービスもある
Amazon Prime Video、Google Play、Apple TV アプリケーション、dTV、U-NEXTのように、複数のサービス形態を複合的に提供している場合もあります。
複合型サービスの料金は、月額料金+都度課金料金を合わせた料金をお支払いすることになります。